緊張で手汗に悩む!
気温が上昇していない時や運動をしていなくても、緊張で手の汗が止まらなくて困るという人は多いのではないでしょうか。
〇人と握手するような場面では相手に嫌がられるのではと躊躇してしまう。
〇試験中に手汗で答案用紙がシワシワになる。
〇スマートフォンの指紋認証が手汗で反応しない。
〇買い物で手汗が付くかもと気になり商品に触れられない。
ということで悩んでいる人は交感神経が働きすぎています。緊張すると誰でも手に汗をかいてしまいますが、尋常じゃないくらいの量だと生活に支障が出てきます。
みんなの前で話そうとすると緊張して手汗でびっしょりになる人に対して、まずリラックスをしてと簡単に言いますが、無意識に調整してくれている神経が乱れているので、なかなか自分の意識では調整は難しいものです。
脳幹の視床下部が調整している!
脳幹の視床下部が交感神経の調整を無意識にしてくれています。そこが何かの理由で調整が乱れているので手の汗のコントロールがうまくいかなくなっています。
手汗以外でも顔の汗がすごい人や脇の汗がすごい人もいると思いますが、脳幹の視床下部からどこを経由して顔や脇や手に神経が分布していっているのかを考えて、どこが原因で交感神経が過剰になっているのかを追求するべきだと思います。
まとめ
規則正しい生活で自律神経が整うという言葉をよく聞きます。睡眠、食事、適度な運動も大事ですが、本当にそれらにだけ気を付けていれば、症状は改善するのでしょうか。
脳幹の視床下部が交感神経のコントロールをしていますが、そこが何らかの原因で乱れています。汗腺の問題ではありません。人は表面化しているところを見て判断をしてしまいがちですが本質を見極めましょう。